【読書LOG】モチベーション革命~「稼ぐために働きたくない世代」の解体書

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今の若い人は・・・中年以上になれば、どの時代でもこんなセリフはつきもの。確かに、世代差があれば時代や価値観は大きく移り変わるのが「世の常」です。

しかしながら、特に今の生産年齢人口の上の方と下の方を構成している世代間には、これまでにあり得ないくらいの歴然とした亀裂があると思うのです。

「乾いていた世代」のモチベーション

出世するため、お金を稼ぐため、モテるため・・・

お金を稼ぎたい、広い家を建てたい、いい車を買いたい・・・

戦後の何もなかったころの世代のモチベーションの源泉は「ないものをいかに埋めるか?」・・・つまりモチベーションとは「欲望」「達成」でした。

※ ちなみに昭和世代の私が、ここで思い浮かべる音楽は浜田省吾の「MONEY」です(笑)

この世代はないものがたくさんあったので、やりたいことなんかなくても、与えられたことをこなせば成果が生まれ、十分に大きな成功が出来たのです。

日本がここまで短期間で成長したのは、戦後に「人間がロボット状態になって働く」ことを一度受け入れたから

このフレーズがとても印象的でした。

30代以下の「乾けない世代」のモチベーション

生まれたときから「ないものがない」世代は、モノや地位などを欲して頑張ることはなくなります。

平成生まれ世代は、インターネット、SNS等に象徴されるように「つながり」の経済の中で生きているので、人間関係を壊すような仕事は避けます。

稼ぐこととか権力より、自分がなぜその仕事についているか?目的は何か?社会にとって必要か?の「意味合い」を重要視します。

また、「好き」であることが前提。

夢中になる、没頭できることが重要で、そこに自分の存在意義を見出します。嫌なこと、面白くないことにはどんなに稼げるとしても興味は続けられません。

この世代のモチベーションは「意味合い」「良好な人間関係」「没頭できること」

まずは、この世代間ギャップを受け入れて理解するということから始めなければなりません。

新しい価値・・・誰が何と言おうとこれが好きだという、「偏愛」

では、「乾けない世代」は新しい価値はどうやって生み出すのでしょうか?

これからの世の中の人にとって「新しい意味」をもたらすものは、人との違いや、ズレから生じる「好き」や「歪み」です!!

自分にしかできないものを突き詰めて、好きで好きでたまらない楽しみをお金に変えていくこと。

他人から見れば無駄と思うことでも、価値を見出してくれる人にとっては尊い・・・これこそ「生きがい(ライフワーク)」となりうるものなんだということ。誰かの「偏愛」に訴えれば需要は生まれ、ビジネスは成り立つ・・・。

AIにとって代われない人間の役割とは?

人に支持される人、応援される人とはどんな人でしょうか?株式会社SHOWROOM前田裕二さんは「コツコツ頑張り続ける人だ」と言います。

確かに、好きなことに打ち込む熱量は、見ている人を元気にします。これはAIやロボットによってあらゆる作業が効率化されていくなかで、生身の人間に残された大事な役割なのですね。

そして「信頼」

変化の時代では、「安心社会」は機能しません。これからは「信頼社会」を前提にコミュニケーションをしていくべきなのです。「信頼社会」とは、簡単に言うと「私にはこれができない。だからあなたに任せますその代わり、私は自分の得意な作業を頑張ります。」と言い切り、お互いを信じて頼り切る社会です。

「価値=違い×理解」

人間がする「仕事」がなくなって行く時代・・・この若い世代の価値感が必要なのだと強く感じました。

 

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