【読書LOG】ジョブ理論~私たちは問題解決のために商品を「雇用(購入)」している

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私たちは「問題解決」のために商品を「雇用(購入)」している

ジョブ理論の最大の特徴は、消費者による商品の購入を、「ジョブ(仕事)を片づけるものの雇用」とみなすところです。

その商品が顧客のジョブ(片づけたい仕事)をうまく片づけてくれたら、次に同じジョブが発生したときも同じプロダクトを「雇用」したくなるし、そうでなければ「解雇」することになります。

「問題解決」プラス「進歩」

雇用し続けるには、一時的な問題解決だけではなく「進歩(プログレス)」も重要な要素です。

顧客の直面する特定の状況を「進歩」させるために、顧客はプロダクトを「雇用」します。顧客の「進歩」(=「ジョブ」)をうまく発見し、実現させることこそが、商品をヒットさせるのためには大事な要素なのです・・・。

商品がヒットする要素は「運」ではないが、時には思いがけない効用がツボとなる

例えばこんな商品がヒットした要因は何なのかを考えてみます。

1)スマホ

生活が便利になったのは当然で、さまざまな技術的効果があるけれど、実は「暇をつぶす」「寂しさを紛らわす」のに絶好のツールだったともいえます。

2)ルンバ

人間が不在の時間中に、自動で掃除をしてくれるという「ジョブ」は当然に売れる要素。そこに意外だったのは「動きが可愛い」「ペットのような愛着を感じる」・・・という意外な癒し要素だったりします。

共働き世代の元で働くプロダクト「現代の三種の神器」

生活を便利にしてくれるツールは様々・・・現代の三種の神器と言えば今はこの3つでしょう。

  1. 全自動洗濯乾燥機
  2. 全自動掃除機
  3. 食洗器

これらには明確なジョブがあります。自分たちがやろうとすればできる仕事ではあるけれども、変わりにこれらに仕事をしてもらうという考え方・・・購入するときには値段も気になるけれど、この3つを「雇う」ことに生まれる価値はそれ以上のものとなりうるのです。

人間よりもむしろきっちりと仕事をこなしてくれるこれらのプロダクトは開発をくりかえし、仕事の質もどんどん向上しています。

ジョブを見つけ出す要素とは?

  1.  その人が成し遂げようとしている進歩はなにか?
  2. 苦心している状況はなにか?
  3. 進歩を成し遂げるのに障害物はなにか?
  4. 不完全な解決策で我慢し、埋め合わせの行動を取っていないか?
  5. その人にとって、よりよい解決策をもたらす品質の定義は?そのために引き換えにしていいと思うものは何か

このように、ジョブを定義するには顧客が主役となるような「ストーリー」を探しだし分析することが重要なのですね。

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