さとうみつろうさんの著書「神様とのおしゃべり」を読みました。
とてもボリュームある本でした。でも最後まで飽きずに読むことができました。
「幸せになりたい」という主人公の、ストレートな疑問への神様の解説がとってもわかりやすくて・・・これまで今一つ腑に落ちなかった「引き寄せ」や「宇宙の法則」的なスピリチュアルな考え方も納得できてしまいます。
あなたの願いは既にかなっている
自分の目の前に見えている世界は、自分が見たいものである・・・見たいように物事を見ているだけだ。
幸せな人がいるわけじゃない。「幸せだ」と思った人がいるだけなんだから。金持ちな人がいるわけじゃない。「金持ちだ」と思った人がいるだけだから。
人はなりたいものになっているというのに、99%の幸せには目を向けず、1%の悩みにばかり目を向ける。
・・・確かにそうですね。
自分が信じていること(固定観念)が「感情」を生み出す
私たちの目に見えているものは、自分が「そう」と信じたから、「そう」見えているだけ・・・人は色んなきっかけによって何かを強く信じ込み、独自の「固定観念」を作り上げています。
自分では気づきにくいこの「観念」をチェックするために「現実」という名の鏡がある!例えば「失恋」は「悲しいこと」と信じていると、失恋は不幸なことにしか思えなくなり、一方で「失恋」新たな出会いへの一歩と信じていると、失恋は嬉しいことになります。
・・・同じ出来事に対してどう感じるかは、その人次第。そのどう感じるかには「自分が信じているもの」(固定観念)しだい、ということになります。
感情があふれるときはいつだって、あなたが勝手に信じ込んだ「固定観念」がその前提にある
・・・「自分が信じこんでいること」に気づいて改善していくことで、多くの物事を自分にとって都合の良いように捉えられるようになるのだと思います。
鏡の中の自分は、変えられない
鏡の中に映る自分が笑っていなかったら・・・
こちら側にいる「自分自身」が笑顔を作って、鏡を見れば、鏡の中の自分も笑いますよね。
「今」というのは鏡の中の世界で、自分が過去に信じてきたことが創り上げた世界なのだ
・・・と神さまは言います。
だから既に現実に起こったことに対してどうこう変えようと考えたって変えられない・・・先にこちら側の「自分」の感じていることを変えなきゃいけないわけです。
そしてその「感じ方」を変えるためには自分が信じていること(固定観念)を見直す必要があるということになります。
要するに、世界は自分の信じたことで創り上げられている・・・だから、世界を変えたいなら自分の信じていることを変えよう!という内容だと思います。
本書ではこの「信じていること」が自分の思いのままになる・・・ということを具体的に、しっかり理解できる内容で書かれています。ボリュームがあるのでまた改めて・・・
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