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書き言葉だけでは「ほとんど」伝わっていないという衝撃的事実
今月の勝間塾月例会テーマは「言葉の力」でした。
まず「書く」とはどういうことか?というと「言語に直す」ということですが、実際に今の自分の状況を書いて伝えてください…と言われたら、的確にかけるかというと、なかなか難しいことがわかります。
実は物事には非言語情報が多く含まれています。
非言語情報と言語情報はだいたい8:2だったり9:1とまで言われているのです!!
文字だけにしたとたん93%の非言語情報がなくなる
メラビアンの法則によると、実に非言語情報とは93%と言われているそうです・・・ということは文字情報はなんと7%しかありません。93%もの情報がなくなってしまいます!・・・これには改めて衝撃を受けました。
勝間さん曰く
「離婚の話合いは対面で行いましょう。メールなど、文字だけではまず伝わりません。文字だけだと必ず離婚に至ります(笑)」
あーー、納得です。
離婚ではありませんが、最近、文字だけで気持ちを伝えようとしてうまくいっていないことがありました・・・。どうしようか考えていたけど、やっぱり文字だけでやり取りするのはやめます。
書き言葉だけでお互いの胸の内を伝えようとしても、これがもっとも伝わらない、難しいコミュニケーション方法だからですね。
話し言葉や対面であれば、文章表現が曖昧でも相手がそれなりにこちらの非言語情報を汲み取ってくれますが、対面じゃなくなった途端に通じなくなるのです。話していれば声のトーンや間で補えても、特に「書き言葉」だけで何かを伝えようとするのは最も高いハードルになります。
だからこそ「書き言葉」で伝えられるようになれば効率的である
しかし、「書き言葉」さえ得意になれたら、とても効率的になります。
コピーライターという職業は、「伝えたいこと」「物事の本質」「メッセージ」を盛り込んだ言葉や表現をそぎ落として、短い言葉だけで人の心に響かせる仕事です。このように、文字だけで、的確に伝えたいことをそぎ落とすことは、「訓練」すればできるようになる!!
できるようになるにはやはり「筋トレ」の感覚だそうです。(写真をつけずに文章を書く訓練をするといいかもしれません。)
継続して書くこと・本を読むこと・・・運動を身につけるに近い感覚です。
言葉とは、その人の「思考」であり「意識」そのもの
言葉とは私とあなたの「意識」と「意識」をつなぐということ・・・無意識の中にあるものは言葉にはできません。
言語化の訓練は、まだ「意識」にでてこないもやもやとしたものを書き出すことでクリアにしていくことです。毎日ブログなどでそれをやっている人は、サボるともやもやがたまります。
そして「意識」を記録していこうとすると、手書きは遅すぎ、ローマ字入力もかったるくなっていくはず!!・・・確かにそうですね。特にもう手書きのメモは遅すぎると感じるようになってきました。
書けないのは、実は「書くことがない」のかもしれないという衝撃
書くのが苦手なのか?というと実はそうではないかもしれません。
「書けない」とは書くための根っことなる知識や伝えたいことがないのかもしれない・・・・これは軽く衝撃を受けるとともにその通りだな感じました。
文章が書けるとはどういうことかというと、やはり書く中身があるということに他ならないのです。
言葉にしたいものを、たくさん持っているだろうか?
これからの私の課題は下の3つです。
- 自分の中の心と言葉を繋ぐOSをどのくらい作り込んでいるか?
- 経験や知識を言葉にするための文法やボキャブラリーを持っているか?
- 書きたい経験や知識そのものを、持っているか?
ブログの中で筋トレをしていきたいし、そのための行動をつないでいきたいと思います。
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